ドイツ · パン・製菓
シュトーレン(ドイツのクリスマス菓子)
シュトーレン(ドイツ語 Christstollen、Weihnachtsstollen、単に Stollen)は、ドイツのクリスマス用の発酵菓子で、バターをたっぷり使った酵母生地にラムに漬けたレーズン、オレンジピールとレモンピール(Orangeat と Zitronat)、アーモンドを混ぜ、焼き上がりに溶かしバターを染み込ませて粉砂糖を厚くまぶしたものです。

材料
- 小麦粉(中力粉)500 g
- 牛乳(人肌に温めたもの)100 ml
- 生イースト30 g
- 砂糖60 g
- バニラシュガー1 大さじ
- 塩1 つまみ
- 無農薬レモンの皮(すりおろし)1 小さじ
- シナモンパウダー1 小さじ
- カルダモンパウダー0.5 小さじ
- ジンジャーパウダー0.5 小さじ
- ナツメグパウダー0.25 小さじ
- 無塩バター(室温に戻す)200 g
- 卵(M玉)1
- レーズン200 g
- オレンジピール(Orangeat)75 g
- レモンピール(Zitronat)75 g
- 皮なしアーモンド(粗みじん切り)100 g
- ダークラム4 大さじ
- 仕上げ用バター100 g
- 粉砂糖150 g
作り方
- 1前の晩(最低でも1時間前)に、レーズン、オレンジピール、レモンピール、刻んだアーモンドをボウルに入れ、ラムを注いで混ぜます。ラップをかけ、途中で1〜2回混ぜ直します。乾いたままのフルーツは生地の水分を吸ってしまい、焼き上がりがパサつきます。漬けたものなら数週間の保存中もしっとりしたままです。
- 2牛乳を人肌に温め、生イーストをちぎって入れ、砂糖のうち大さじ1と、小麦粉のうち100gを混ぜます。ラップをかけて15分置き、表面に気泡が出るまで待ちます。この小さな種生地(Vorteig)で、バター200gを入れる前にイーストが生きていることを確かめます。バターはイーストの働きを遅くするからです。
- 3種生地に残りの小麦粉400g、残りの砂糖、バニラシュガー、塩、レモンの皮、シナモン、カルダモン、ジンジャー、ナツメグを加え、続けて卵と室温に戻したバターを入れます。フック付きのミキサーで8〜10分こね、生地がなめらかでつやが出て、ボウルから離れるようになるまで続けます。5分未満では足りません。ラップをかけ、暖かい場所で約1時間置きます。バターが多いので発酵はゆっくりで、目に見えて大きくなりますが2倍にはなりません。
- 4漬けたフルーツとアーモンドをザルで1分ほど置き、余分なラムを切ります。それを生地に手で1〜2分だけ混ぜ込み、全体に散らします。こねすぎるとフルーツがつぶれ、生地が灰色っぽく湿ってしまいます。ラップをかけ、さらに30分休ませます。
- 5打ち粉をした台の上で、生地を約30 × 22cmの楕円形に整えます。めん棒で中心から少しずらして縦に溝を押し付け、小さい側を大きい側に折りかぶせます。反対側の端まであと指1本分のところで止めると、シュトーレン特有の折り目が残ります。継ぎ目を軽く押さえ、オーブンシートを敷いた天板に移して30分置きます。表面にレーズンが出ていたら押し込んでください。真っ先に焦げるからです。
- 6オーブンを200°C(ファン付きは180°C)に予熱し、下段にセットします。10分焼き、170°C(ファン付きは150°C)に下げてさらに40分焼きます。表面が濃い黄金色になり、横から刺した竹串に生地が付かなければ焼き上がりです。途中で上面が濃く色づいたら、最後の15分はアルミホイルをふんわりかぶせます。
- 7バター100gを溶かします。焼き上がったらすぐ、側面と底も含めて全体に半量ほどを塗り、5分置いて染み込ませてから残りを塗ります。熱いうちに粉砂糖の半量を茶こしでふるうとバターにくっつきます。完全に冷めたら残りの粉砂糖を厚くふるいます。アルミホイルで包み、涼しく暗い場所で2〜3週間置いてから切ってください。バターと砂糖の外皮が水分を閉じ込め、その間に味が生地全体に広がります。