ドイツ · パン・製菓

バニラキプフェル(ドイツのバニラ風味三日月クッキー)

75 分12 人分320 kcal

バニラキプフェル(Vanillekipferl)は、アーモンドプードルを加えたバター生地を小さな三日月形にして焼き、温かいうちにバニラシュガーをまぶす、ドイツとオーストリアのクリスマスクッキーです。

バニラキプフェル(ドイツのバニラ風味三日月クッキー)

材料

  • 薄力粉280 g
  • アーモンドプードル(皮なし)100 g
  • 粉砂糖80 g
  • 塩1 ひとつまみ
  • バニラビーンズ1 本
  • 無塩バター(冷やしたもの)220 g
  • 卵黄2 個分
  • 粉砂糖(仕上げ用)80 g
  • バニラシュガー16 g

作り方

  1. 1粉類を混ぜます。薄力粉、アーモンドプードル、生地用の粉砂糖80g、塩を口の広いボウルに入れます。バニラビーンズのさやを縦に裂き、包丁の背で種をしごき出して、かたまりが残らないように指先で粉にすり混ぜます。空になったさやは捨てずに取っておいてください。あとで砂糖の瓶に入れて使います。
  2. 2生地は手早くまとめます。冷たいバターを1cm角に切り、卵黄と一緒に加えます。手ですり合わせ、押しつけるようにして2〜3分、粉っぽさがなくなって生地がひとつにまとまるところまで混ぜたら、そこでやめます。1分長くこねるごとにバターが温まり、温まったバターは生地を脂っぽくして、オーブンの中で三日月を平たくだれさせてしまいます。
  3. 3冷やします。生地を半分に分け、それぞれ直径3cmほどの棒状にのばしてラップで包み、冷蔵庫で最低1時間休ませます。一晩置いてもかまいません。しっかり冷えているからこそ、三日月に曲げてもひびが入らず、オーブンの熱の中でも形が保たれます。
  4. 4オーブンを上下火で180°C(コンベクションオーブンなら160°C)に予熱します。天板2〜3枚にオーブンシートを敷きます。仕上げ用の粉砂糖80gとバニラシュガーを浅い器で混ぜ合わせ、オーブンのそばに置いておきます。
  5. 5成形します。棒状の生地を1本だけ冷蔵庫から出し、もう片方は入れたままにします。1cm厚さに切り分けると、ひと切れが約10gになります。これを指の下で転がして長さ5〜6cm、両端が細くなった棒にし、天板の上で直接三日月形に曲げて、2cm間隔で並べます。曲げたときにひびが入るのは、生地が冷たすぎるからです。手のひらに数秒のせて温めてください。べたついて手に付くのは温まりすぎなので、冷蔵庫に10分戻します。
  6. 6天板を1枚ずつオーブンの中段に入れ、11〜13分焼きます。三日月は白っぽいままに仕上げ、色づくのは先端がうっすら金色になる程度にとどめます。焼き色が付いたバニラキプフェルは炒ったナッツの味になり、このクッキーの身上である口どけが失われます。
  7. 7砂糖をまぶすタイミングが肝心です。天板ごと2〜3分置きます。焼きたては触れただけで割れてしまい、かといって10分も置くと砂糖が付かなくなります。そのあと数個ずつ、バニラシュガーの中でそっと転がします。崩れそうなら天板にのせたまま、茶こしで上からたっぷりふりかけてください。網の上で完全に冷まし、もう一度砂糖をふってから、段の間にオーブンシートを挟んで缶に重ねて入れます。