デザート
カイザーシュマレン(レーズン入りオーストリアのちぎりパンケーキ)
カイザーシュマレン(Kaiserschmarrn、Kaiserschmarrenとも綴り、単にSchmarrnとも呼ばれます)は、牛乳と小麦粉と卵の生地に泡立てた卵白を合わせて厚くふんわり焼き、フライパンの中で一口大にちぎって少量の砂糖でキャラメリゼし、粉砂糖をふるオーストリアのちぎりパンケーキで、英語ではshredded pancakeやscrambled pancakeと呼ばれます。オーストリアではデザートとしても、甘いメインの一皿としても食べ、昔ながらの添え物はプラムのコンポート(Zwetschkenröster、ドイツ式の綴りはZwetschgenröster)で、ほかにはアップルソースがよく使われ、急ぐときは市販のアップルソースで十分です。Schmarrn(シュマレン)は農民や牧夫、きこりが作った素朴なフライパン料理で、文献に初めて出てくるのは1563年、18世紀には町の台所にも広まりました。このレシピはコンロだけで作り、オーブンでの仕上げはなく、レーズンはラム酒に浸し、ボウルに残った液ごと生地にのせます。最初にレーズンを浸しておけば、生地をフライパンに入れるころにはちょうど戻り、全体で約25分で仕上がります。