
きのこの炊き込みご飯
きのこの炊き込みご飯は、うるち米をきのこと油揚げといっしょに、だし・しょうゆ・みりん・酒で炊き込む日本の家庭料理です。きのこご飯とも呼ばれ、味のついただしがご飯の上にかかるのではなく、米粒の中までしみ込みます。炊き込みご飯は米を具材といっしょに炊いたご飯の総称で、これはそのきのこ版。しめじ、まいたけ、しいたけの組み合わせがよく使われます。きのこは米の上にのせ、炊き上がるまで混ぜないので、ご飯がむらなくふっくら仕上がります。調理時間は下ごしらえと炊飯の分で、ほかに米の浸水30分と、火を止めてからの蒸らし10分がかかります。4人分で、味噌汁と漬物を添えれば主食になり、残りは翌日おにぎりにできます。
材料
- 300 gうるち米(短粒米)
- 100 gしめじ
- 100 gまいたけ
- 3 枚しいたけ
- 1 枚油揚げ
- 2 大さじしょうゆ
- 2 大さじみりん
- 1 大さじ酒
- 305 mlだし汁
- 2 本小ねぎ
作り方
- 米300g(2合)をボウルに量り、洗います。水を入れて手で数回かき混ぜ、にごった水を捨てる作業を3〜4回くり返し、水がほぼ透明になるまで洗ってください。新しい水にひたして30分浸水させ、ザルにあげて10分おきます。浸水させると米粒の芯まで水が入ります。これを省くのが、ご飯がかたくパサつく一番の原因です。
- しめじとまいたけは石づきを切り落とし、親指の先ほどの大きさに手でほぐします。しいたけ3枚は軸を切り落とし、かさを5mm厚さの薄切りにします。きのこは水洗いせず、ぬらしたキッチンペーパーでふいてください。スポンジのように水を吸って、だしがうすまってしまいます。油揚げは耐熱ボウルに入れて熱湯をかけ、30秒おいてざるにあげ、キッチンペーパーで水気をおさえ、5mm幅の細切りにします。揚げ油の膜が取れて、ご飯がべたつきません。小ねぎは小口切りにして、盛りつけ用にとっておきます。

- 計量カップにしょうゆ大さじ2(30ml)、みりん大さじ2(30ml)、酒大さじ1(15ml)を入れ、だし汁を足して360mlにします。だし汁は約285ml使い、残りは次の手順の鍋で炊く場合に使います。水をいっぱいに量った上から調味料を足すのではなく、この方法で量ると、2合の米に必要な水分量におさまります。水分が多いと、きのこご飯はやわらかくべたついてしまいます。きのこからも水分が出るので、水は足さないでください。
- 水気を切った米を炊飯器の内釜、または直径20〜22cmくらいの蓋がぴったり閉まる厚手の鍋に入れ、合わせた調味液を注ぎます。炊飯器なら2合の目盛りまで、鍋なら残りのだし汁も合わせて305mlと調味料で、全部で約380mlにします。一度だけ混ぜてしょうゆをなじませ、スプーンで米をならします。油揚げときのこを上に均一に広げ、混ぜ込まないでください。上にのせたものは蒸気で火が通り、米粒のあいだに入りこまないので、ご飯がむらなく炊けます。

- 炊飯器なら蓋を閉めて通常の白米コース(炊き込みコースがあればそちら)で炊き、炊飯中は蓋を開けません。鍋の場合は蓋をして中火にかけ、蓋のすきまから蒸気が出てくるまで5〜7分待ってから、一番弱い火にして、蓋を開けずに12分炊きます。12分で火を止め、長くても13分までにします。薄い鍋は底がすぐ焦げるからです。
- 蓋を閉めたまま、10分蒸らします。炊飯器は炊き上がりのあと、鍋は火を止めてからです。蒸気で米粒の芯まで火が通り、水分がまんべんなく行き渡ります。早く蓋を開けると蒸気が逃げて、上が水っぽく、底がかたいご飯になります。
- 蓋を開けて小ねぎを散らします。しゃもじを底まで差し入れ、下から上へ返しながら、鍋の内側をひとまわりして、きのこと油揚げをご飯全体に行き渡らせます。かき混ぜずに返すようにしないと、米粒がつぶれます。すぐに小さな茶碗によそってください。鍋底に薄くできたおこげは、好きな人のお楽しみです。

よくある質問
ほとんどの場合、米の浸水が足りないか、水分が足りません。洗った米を水に30分しっかり浸水させ、10分水気を切り、炊飯器なら米300gに対して合計360ml、鍋なら380mlにしてください。きのこを乾いた米に混ぜ込まず、10分の蒸らし中に蓋を開けないことも大切です。すでに炊き上がってかたい場合は、お湯大さじ2〜3をふりかけ、蓋を閉めて一番弱火で5分蒸らします。
作れますし、ごく普通の炊き方です。直径20〜22cmくらいの蓋がぴったり閉まる厚手の鍋に、同じ米と調味液380ml、のせる具を入れます。蓋をして中火にかけ、蒸気が出るまで5〜7分、そのあと一番弱火で12分、火を止めて蓋をしたまま10分蒸らします。ガラス蓋なら蒸気が見えて便利ですが、開けてはいけません。味噌汁と漬物を添えれば、立派な一食になります。
米300gに対して、きのこは合計250〜300gが目安です。このレシピではしめじ100g、まいたけ100g、しいたけ3枚(約60g)を使います。少なくとも3種類は使ってください。種類ごとに食感と味が違い、しいたけは深み、まいたけは香り、しめじは歯ごたえを出します。えのき、エリンギ、ひらたけ、マッシュルームも、約3cmに切れば使えます。白ごはん.comにもあるように、冷凍きのこは解凍せずそのまま米にのせて炊けます。
どれも作れます。油揚げを抜いても、ほかは変えなくて大丈夫で、ご飯が少しあっさりします。だしの代わりに顆粒だし小さじ1を熱湯300mlに溶かして使うか、ベジタリアン向けなら10cmの昆布を水300mlに30分つけたものを使います。かつおだしはベジタリアン向けではないので、気になる場合は昆布だしにしてください。味の中心はしょうゆなので、大さじ2は変えないでください。
ご飯は早く冷まして、1〜2時間以内に冷蔵庫に入れ、1日以内に食べてください。長く置くなら、約150gずつラップでぴったり包んで冷凍し、1か月ほどを目安に、電子レンジで湯気が出るまで温めます。残りはおにぎりにもぴったりです。ご飯がまだ人肌のうちに、手を薄い塩水でぬらして握り、のりで巻きます。きのこと油揚げを形のまま真ん中に入れると、すでに味のついた具になります。
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